事務部会は、平成12年の年初に河﨑茂日精協名誉会長の強いご要望により、大精協内で初めての部会として発足すべく準備をはじめました。
 役員2名・委員6名で3回準備委員会を開き、アンケートを実施し、名称も2度変わり現在の「事務長研修会」に決まり、ようやく平成12年11月25日に開催へ漕ぎ着けました。
 第1回は、河﨑名誉会長自ら講師を買って出ていただき、会員49病院中、46病院83名の参加を得ました。以来25年末までに18回を数えています。
 研修の内容は、事前に委員会を必ず1~2回開き、参加者のニーズに添うようにと毎回苦労をしています。講師も多方面よりお呼びし、講義形式だけでなく、グループディスカッションや各病院からの事例発表、最近では次の世代の養成研修に力を入れています。
 又、最初から当時の関山会長により終了後に毎回懇親会を行い、先ず各病院の事務長がフランクに話が出来る雰囲気作りが大事だとの方針が出され、会費は多少かかりましたが、第10回まで全てで実施し、大いにその成果が上がったと思います。
 しかも、その懇親会には会長ご自身も毎回参加していただき、更にその席には大阪府の精神保健担当部局よりも参加を仰ぎ、行政との交流を図れる場ともしました。
 以上がこれまでの経過ですが、今後の課題は、何よりも、先行きの見え難い我々精神科病院を事務長として如何に運営して行くかと、次世代の事務管理者をどう育てて行くかだと思います。